アウグストゥス帝時代(紀元前一世紀末 - 一世紀初頭)以降に古代のフリギアの採石場から採掘されたパヴォナッツェット大理石(pavonazzetto)は高級大理石に分類され、主としてグループ彫刻に使用された。中でも、(フリギア人としても知られる)隷属させられた異邦人たちの像は、このような大理石の使用が適していたものとして際立つ使用例である。グラディナで彫られた段がある原石ブロックから造られた化粧張り用スラブ材は、公共の重要な建物を装飾した。それに対して、オスティアのカピトリウムにあるような円柱の柱身は帝国の建築に威厳を与えた。また、四葉形断面および二葉形断面の円柱(A、O)は安全輸送方式を物語るもので、目的地に運ばれた後は1本柱に分離された。