このコンプレックスは、南北の方向に伸びる 2 つの短翼部と東西の方向に伸びる長翼部を
備えた、おそらく C 字形プランを持っていた。東側の短翼部は隣接するトラヤヌス港と平
行になっており、もう一方の短翼部は残存していない。コンプレックスは 3 つの階で構成
されていた。長翼部の地上階では、交差ヴォールトの天井、レンガ造りのアーチと側柱を
特徴とする入口がある、壁造りの四角形プランのモジュールの部屋が、半円筒天井がある
幅 4.50 メートルの通路に面して並んでいた。短翼部では、長く狭い部屋と上階に行くため
の階段とが交互に通路に並んでいた。通称セウェルス倉庫群は、ヴォールト天井のある通
路を通じてつながっていた皇帝宮殿のコンプレックスと密接な関係があった。