この住宅コンプレックスは、住居用ペリスティリウムと呼ばれる上のペリスティリウムの
周囲に展開しているもので、オプス・セクティレ技法の舗床が施された部屋があった。今
日では舗床の下地部分と便所が残っている。ペリスティリウムのポルティコの短辺部分で
は、隅にあった 2 本の角柱とレンガ造りの円柱の下部が現存し、多彩色の舗床モザイクが
あった。前に位置した円形劇場が取り壊された後に建設された皇帝宮殿の新しいファサー
ドと住宅用ペリスティリウムの間には、白黒の舗床モザイクが残る東西に伸びる通路があ
り、その横にはおそらく庭園として使用された中庭がある。