皇帝宮殿とナヴァリア(軍船の修理所)の間の建物がないスペースに、セウェルス帝
時代に小規模の円形劇場が建設された。円形劇場については、2 つの同心円状の型枠に
流し込まれた工法の基礎が特に今の小道の近くに現存している。これらは、3 つめの基
礎とともに、半円形構造を形成したと思われる。オプス・ウィッタトウム・ミクスト
ゥムで造られた建物は、皇帝宮殿の新しいファサードを建設するために、四世紀から
五世紀にかけて完全に取り壊された。続いて、円形劇場が立っていたエリアには古代
晩期の防壁が造られたが、この防壁の一部が扶(たす)け壁とともに良い状態で現存
している。