1920 年代以降に、ジョヴァンニ・トルローニア公が一帯の植物に特徴を与える点で大きな
影響を及ぼした。今日生息している松の大部分を植えたほかに、トルローニア荘の周囲の
土地に、今日も残る多くの果樹を植えた。美しい幾何学的ラインとして現在も残るのは皇
帝宮殿に続くモミジバスズカケノキ(プラタナス)の並木、トルローニア荘の地域にある
イトスギ、イタリアカサマツ、トラヤヌス倉庫群の波止場とダルセナ(船渠)の周囲に広
がるセイヨウヒイラギガシである。最近植樹されたものとしては、遺跡の入口の柵に沿っ
て生えているユーカリ・グローブルスの並木がある。トラヤヌス湖の荷降ろし運河に沿っ
たところやダルセナ(船渠)には自然に生えた植物がある。ここでは、渡り鳥の巣が作ら
れる沼地の草木や、月桂樹、ガマズミ、ラムナス・アラテルヌスが交互に生えている。