カピトリヌス三神(ユピテル、ユノー、ミネルヴァ)を祭るオスティアの主神殿は、ハドリアヌス帝時代の120年頃にフォルムの北辺に建設された。神殿は、カルドとデクマヌスが交差する地点に紀元前一世紀に置かれていた、おそらく同じ三神を祭る小堂のあったところに建てられた。紀元前一世紀の小堂もまた、さらに古い公共の建物のあったところに建設されたものであり、その建物の遺構はフォルムの広場にある1つの試掘坑で見ることができる。現存するハドリアヌス帝時代のカピトリウムは、高いポディウム(基壇)の上にレンガで建設され、大理石の化粧張り(残存していない)がされていた。正面に6本、両側に2本の円柱を備えたプロナオスを通って入る聖像安置室にはモニュメント装飾した大理石の敷居で導入された。内部ではポディウムの上に奥の壁を背にして三神の像が当初は置かれていた。