この神殿は、バジリカからアクセスできる広場のあったところに三世紀前半に建設された。壮大で舞台のような外観を持つ神殿は、ニッチで装飾された囲い塀 (A) と奥に設置された本格的な礼拝の建物で構成されていた。モニュメント装飾された階段からアクセスできる礼拝の建物は、高価なギリシャ産の大理石の円柱10本が並ぶプロナオス (B) と彫像のためのニッチが並ぶ大きな聖像安置室 (C) で構成されていた。聖像安置室の屋根となっているクーポラ天井へは、2つの螺旋階段 (D) を通って行くことができた。螺旋階段の1つが良い状態で現存している。近辺で、セウェルス朝の皇帝たちの巨大な頭部像(三世紀)の断片が出土したことから、この神殿は皇帝崇拝に使用されていたと思われる。