このインスラ(集合住宅)は120年頃に建設されたもので、中央の廊下 (B) に隔てられて部屋が2列に配置されるという、特異な間取りを持っている。迎賓のための部屋 (C-E) は庭園住宅の方角を向いている。それに対して、クビクルム(寝室) (F-H) と台所 (I) を含めた非居室は反対側に向いている。一般にモザイクは当初の建設期のものと推定できる。保存状態が良い絵画は、二世紀末から三世紀初頭のものと推定可能で、クビクルム(寝室)では白い背景の壁に、迎賓のための部屋では黄色および赤色の背景の壁に描かれた。三世紀には家の端にあった1つの部屋がテルモポリウム(飲食店) (J) に変わった。おそらく、建物全体が宿として使用されるようになった。