船大工(fabri navales)職業団体の本部と解釈されている建物は、従来二世紀のものと推定されていたが、近年の研究により、三世紀という年代推定が提案された。円柱が並ぶエクセドラの形をした正面 (A)、ニッチを持つ部屋が両脇に並ぶウェスティブルム (B) があり、ニッチの1つにはトラヤヌス帝の彫像が置かれていた。建物の内部は、中央に水槽を配置し、れんが造りの円柱を並べた中庭 (C) の周りに展開されていた。中庭と建物の奥は、宴会広間 (D) と他の迎賓室を挿入して改築され、大理石の象眼をあしらった舗床や大理石を真似た化粧張りとフレスコ画のある壁で装飾されていた。この建物はその前にあった複数の住宅の上に建てられた。その最も古いものはブクラニ家のドムス(Domus dei Bucrani)と呼ばれるもので、紀元前一世紀のものと推定できる。帝政期初期のドムス(E) に属するとされるのが、ペリスティリウムとモザイクのある部屋で、今日スコラの中庭に部分的に復元されている。